2012年03月28日(水)
開催日:2012.2.18
A分科会 景観まちづくり 報告
景観まちづくりをテーマに、寒い京都の伏見旧市街を散策しました。
旧市街地は、様々な景観特性を活かしてきめ細かにゾーニングされ、景観規制や景観に関する支援が 行われています。
「伏見南界わい景観整備地区」は、歴史的市街地で酒蔵や、まちやが建ち並び、瓦屋根や軒庇で、外観意匠統一がはかられていました。
ただ、商店街活性化を目指した龍馬通りは、少し作り込んだ人工的な感じがしました。
「近景デザイン保全地区」は、濠川及び宇治川派流の地域で、特定の視点から眺めるときに視界に入る建物等の高さ・デザインを定め、京都の優れた眺望観の保全・創出・将来の世代への継承を目的とした区域つくりに努めていました。ここでは民家風の消防署があり、官庁施設としても環境に対応していることが伺えました。
その後のウィングス京都に戻っての意見交換は、修徳学区、伏見、京都駅周辺の散策グループが揃って異なった地域での景観まちづくりに対する意見交換が行われました。
(S.O)