2012年03月28日(水)
開催日:2012.2.18
F分科会 子供と住環境 報告
F分科会では「子どもと住環境」という側面から 明倫学区を回りました。
フィールドワークに先立ち、京都生活工藝館無名舎代表、祇園祭山鉾連合会理事
長の吉田氏から明倫学区の幼少時代から現代までの暮らしぶりを伺いました。ま
た若い世代から子供会の代表者のお話も伺いました。
祇園祭というと京都の代表的な祭りでこれからもとぎれることなく行われていく
ものだと思っていました。しかし、社会情勢の変化に伴い、町屋がなくなり、子
どもがいなくなるなど一つバランスが崩れることによって、それまで継承されて
いた生活文化がいとも簡単に壊れてしまうことを知りました。
マンション建設に伴う近隣住人とのトラブルなど多くの人が悩み抜いた結果、地
域のコミュニティーが再構築され、少しずつ前に進んできています。
これらのプロセスを見て、私たちの周りにもある多くの課題を見直すいい機会に
なりました。
(M.K)