全4回にわたり米原市立大原小学校5年生を対象とした総合学習を開催しました。
大原小学校は地元の間伐材を多く使用されていて、「木の旅」をメインテーマに建築の楽しさや環境の大切さを子供たちに知ってもらう学習を行いました。
第1回「導入学習」 10月31日㈬
大原小学校を設計された千葉薫氏にご協力頂き、木の学校ができるまでの経緯をスライドを通して子供たちにお話して頂きました。
第2回「森できこり」 11月6日㈫
校舎で使われた木は近くの森から伐られたことを知り、森に出かけました。森では、杉と桧の見分け方や明るい森と暗い森を実際に目で見ることができました。
第3回「製材所・森林組合見学」 11月22日㈭
森で伐られた木が運ばれる製材所と森林組合の見学を行いました。また学校では「びわこの森が泣いている」というDVDを観賞しました。
第4回「木のパズル・大工見習い体験・まとめ」 11月29日㈭
間伐材で作られたキューブ27個を使い1つの立方体を完成させる木のパズル作りをし、大工さんに木の材種や道具の説明を受けたあとカンナ掛けに挑戦しました。
まとめ学習では、今までの学習を振り返りながら、間伐の大切さ、森の持つ力、「地球環境を守りたい」という思いを感じてもらうことができました。