2015年3月27日㈮~29日㈰の3日間にわたり、台湾へ研修旅行に出かけました。
世界に注目されている伊東豊雄氏設計の『台中国立歌劇院』での研修や台湾の文化や歴史、グルメを楽しむ旅行となりました。
3月27日㈮
春の日差しが照りつける中、10時に関空を出発し、お昼には台北に到着しました。
初日は世界四大博物館の一つとも言われる『国立故宮博物院』を見学し、台湾の歴史や文化を肌で感じました。
その後『千と千尋の神隠し』のモデルと言われる『九份』の町並みを散策しました。
過去に金鉱山で栄えた町がどのようにして活気にあふれる観光名所となったのか非常に興味のある見学となりました。
夜はそのまま『九份』にて煌々と灯る町並みを見ながら夕食をとりました。当日は雨の予報でしたが、見学する頃には雨が上り、良い初日となりました。
3月28日㈯
2日目は、研修先である『台中国立歌劇院』を目指し、一路台中に向かいました。
渋滞に巻き込まれ少し遅れたものの、お昼前には無事到着し伊東豊雄建築設計事務所の池田氏に案内していただき、工事中の現場を見学しました。
三次元曲線の連続体をどのように構造体として作ったのか、空間同士の交わり、そして海外の建設ならではの苦労話など建築の専門にこだわらない事まで、これからの日本の建築を垣間見る研修となりました。
そのため予定時間をオーバーしてしまい、急きょ次の見学先をI. Mペイ氏設計、『東海大学路思義教堂』に変更しました。
教堂のまわりにはこの時期の台湾らしい良い天気の中、学生や親子連れがたくさん集まり台湾の人たちの休日の過ごし方を見ることができました。
3月29日㈰
そして最終日、午前中は自由行動とし、台北市内の散策に行く人や台北101などの有名建築物を見学しに行く人など参加者それぞれが、思い思いに台湾を楽しんでいました。
3日間にわたる研修旅行も大きな事故やトラブルもなく、参加者12名全員が無事に研修旅行を終了できました。