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米原市立大原小学校総合学習2013/11/21 (次世代育成事業湖北地区2013-14(H25-26))

    青年委員会では11月21日㈭から全3回にわたり米原市立大原小学校5年生を対象とした総合学習を開催しました。
    大原小学校は校舎建替えの際に、地元の間伐材を多く使用しています。メインテーマを「木の旅」とし建築の楽しさと環境の大切さ、そして地産地消を子供たちに知ってもらう学習を行いました。

    ○第1回「導入学習・森できこり」 11月21日㈭
    大原小学校を設計された千葉薫氏にご協力頂き、木の学校ができるまでの経緯をスライドを通して子供たちにお話して頂きました。
    「大原小学校に隠された秘密を知っていますか?」「校舎に使われている木はどこからきたのでしょうか?」
    このような質問を子供たちに投げかけ、今後の学習意欲を高めました。
    校舎で使われた木は近くの森から伐られたことを知り、みんなで森に出かけました。
    森では、杉と桧の見分け方や明るい森と暗い森を実際に目で見ることができました。
    子供たちは「間伐」「木登り」「丸太切り」を体験し、森での仕事を学び、森を守るために間伐が大切であることを学習しました。

    ○第2回「製材所・森林組合見学・ボズーのDVD鑑賞」 11月29日㈮
    森で伐られた木が運ばれる製材所と森林組合の見学を行いました。
    そこでは原木を機械に通し、柱や板、杭などに加工されていました。
    日本以外にも世界各地から集まった多くの木があることを知ることができました。また学校では「びわこの森が泣いている」というDVDを観賞し、森がたくさんの生命を育み、人々の生活を支え、空気や水をきれいにしてくれている力があることを学習しました。

    ○第3回「木のパズル・大工見習い体験・まとめ」 12月5日㈭
    間伐材で作られたキューブ27個を使い6つのピース作り、それを組み合わせて1つの立方体を完成させる木のパズル作りをし、大工さんに木の材種や道具の説明を受けたあとカンナ掛けに挑戦しました。
    まとめ学習では、今までの学習を振り返りながら、間伐の大切さ、森の持つ力、森の役割、木で造られた日本各地の建築物などを子どもたちに問いかけながら、大原小学校に隠された秘密…この校舎に関わった多くの人たちの「地球環境を守りたい」という思いを感じてもらうことができました。

    3回の学習を通じて、一生懸命学習に取り組む子どもたちと有意義な時間を共有することができました。

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