ビバシティ彦根にて、『あーき塾 講演会 空き家が街をおもしろくする~地域が育てた建築家~』を開催いたしました。
講師には、第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展において審査員特別表彰を受賞され、現在は京都市立芸術大学講師、そして坂東幸輔建築設計事務所を主宰されている坂東幸輔氏をお迎えし、空き家の活用事例についてご講演頂きました。
第一部は、坂東氏が徳島県神山町で実際に手掛けられた空き家の活用方法、建築家としての取り組みや考え、周辺住民との関わり合い、まちづくりに成功した理由など、多岐にわたり映像とともにレクチャーいただきました。
第二部は、会場のみなさまからの数多くの質問に対し、わかりやすく丁寧にお答えいただきました。質疑応答の量と内容がまさに、空き家に対する関心の高さや、空き家に関わるみなさまの苦悩や問題点であることがわかりました。
第三部は、当日の午前中に彦根を散策し、空き家の現状を見ていただいた中で、坂東氏自身が感じ取られたことや、今後の活用へのヒントとなる提案をお話しいただきました。