2017年09月12日(火)
2017.9.92
9月2日、守山市都市活性化局局長の飯島秀子氏を講師に迎え、守山宿・町家”うの家”を起点に修景保存された中山道守山宿を巡りながら守山市のまちづくりを学ぶ講習会を開催し、30名の方にご参加いただきました。
守山宿・町家”うの家”・南蔵での講演では、飯島局長から守山市の中心市街地活性化の取り組みを解説いただきました。守山市長を筆頭に、行政が熱気を込めてまちづくりの理念を説き、住民・企業が自らの利益のみならず地域全体の利益のために修景保存やビル再開発に取り組んでこられたことが伝わってきました。住民・企業の心意気、施設運営に携わるまちづくり会社のノウハウ、市民団体の協働、どれが欠けても盛り上がらないまちづくりを、関係者間の繋密な連携でうまくまとめておられるという印象でした。
講演後は、日差しが眩しすぎるほどの秋晴れの中、飯島局長の案内で中山道守山宿を巡りました。そこで店を営む方と会話を交わし、講演で感じた住民・企業の思いが生の声としても聴けたことは街歩きでまちづくりを学ぶことの醍醐味を感じられました。また、今回の街歩きではインカムを使用したことで、参加者が自分のペースで歩きながら講師の話をよく聞き取れたと好評でした。暑い中、参加者の皆様は最後まで熱心に耳を傾け、見学されていました。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた湖南地域会の皆様ありがとうございました。