2015年03月31日(火)
2015.3.7
JR草津駅東口前に商業施設『niwa+』が昨年オープンしました。「草津市中心市街地活性化基本計画」の第一弾プロジェクトとして取り組まれた官民連携の事業を通して、「まちづくりを学ぶ」見学研修会を開催しました。
草津市市役所内会議室にて、この事業を担当されている草津市都市計画部まちなか再生課 高谷氏と、第三セクター・草津まちづくり株式会社マネージャー 広瀬氏にご講義頂きました。高谷氏からは“、元気”と“うるおい”のある生活交流都市を目指した「草津市中心市街地活性化基本計画」の概要について、広瀬氏からは、くさつまちづくり株式会社の役割について事業活動を例に挙げお話し頂きました。
その後、草津市役所を始点、『niwa+』を終点としてまち歩きをしました。当日は、雨天で傘を差しての研修となりましたが、草津川跡地テナントミックス事業が進められている大階段の場所を見学し、東海道・草津宿テナントミックス事業が進行しているリノベーション候補の空き店舗を見学しました。中山道の雰囲気を保ちつつ、草津川跡地ゾーン、駅東ゾーンへとつながる活性化の流れを足で感じました。
『niwa+』内においては、イタリアンレストラン『ミソラ・テラス・イタリー』のオーナー大道氏から、計画当初の思いと現実との違い、苦労した点など聞かせて頂きました。整備方針に“個性的で魅力のある店が集積するまち”“歩いて楽しい回遊性の高いまち”が挙がっていますが、地元市民に認知され、愛されてこその活性化事業であることも再認識しました。