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研修・交流ツアーin兵庫~震災30年の記憶を巡り復興まちづくりを考える~

掲載日: 2025年01月26日(日)

青年委員会では1月26・27日に『研修・交流ツアーin兵庫~震災30年の記憶をたどり復興まちづくりを考える~』を開催致しました。
初日は「人と防災未来センター」を見学し、当時の震災の状況、悲惨さ、過酷な状況を改めて思い出しました。
その後兵庫県建築士会神戸支部支部長・佐々木博司氏と同青年委員長高麗憲志氏を招き座談会を行いました。
震災当時の苛烈な環境での仮設生活、復興支援を経験された佐々木氏の経験と、本会福谷会長の滋賀県建築士会からの当時の支援の輪のお話を拝聴しました。
2日目は国土交通省「復旧・復興まちづくりサポーター」であり、元西宮市都市局課長及び土木局・環境局課で復興最前線の市役所でご活躍されておられました畑文隆氏をお招きし、新長田地区と西宮市森具地区の街歩き見学を行いました。
そこで両地区共震災時家屋倒壊や大規模火災により甚大な被害を受けた地区でありながら、全く別の復興を遂げていることを勉強しました。
片や長田地区では政治判断による大規模な開発事業を行ったものの、地域住民を置き去りにしたような開発であったために30年経った今も不満の残っている地域。
片や森具地区では偶然地区に住まれていた一級建築士の方を中心に協議会が発足され、都市計画課の方たちと二人三脚で血の通った区画整理を行い、平穏に住まわれている地域。
相反する復興を遂げてきた両地区のお話は復興の重要さに深く触れることが出来、そしていつどこにでも起こる可能性のある災害への警戒と、備えることの大事さを勉強することが出来ました。
 
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