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Doシリーズ№87 ~近代建築を巡る~ 歴史的建造物の保存活用を京都の事例に学ぶ

掲載日: 2023年10月21日(土)

令和5年10月21日(土)お天気にも恵まれ、会員、会員外会わせて26名にご参加いただき事業を開催しました。講師には京都大学大学院の教授 中嶋節子氏をお招きし、前半は「京都市勧業館みやこめっせ」にて講義、後半は岡崎地区のまち歩きを行いました。講義では、岡崎地区の歴史と近代建築のリノベーションについて平安時代までさかのぼり岡崎地区の繁栄、衰退の歴史から琵琶湖疎水建設、勧業博覧会開催、近代建築の建築からその後の保存活用について実例を交えてお話しいただきました。まち歩きはロームシアター京都からスタートし、京都市美術館別館、京都府立図書館、京都京セラ美術館へと歩いていきました。ロームシアター京都、京都京セラ美術館以外は時間の関係上外からの見学となりましたが、講義で学んだ内容を実際に見ながら解説して頂くことでより深く理解を深めることが出来ました。リノベーションをする際にはできるだけ建物に負担を与えないよう当初のものを残しながら現行法に適合させるために工夫されているところなど興味深く見学していきました。平安神宮大鳥居に点検用の小さな扉があることも教えて頂きました。中嶋先生は中に入って上まで登ったことがあるそうです。岡崎地区には魅力的な近代建築が多くあるのでまた訪れたいと思います。観光客もたくさんいる中でのまち歩きでしたが無事に終えることが出来ました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

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