今年度の近建女合同見学会は滋賀県の担当で、10月24日に近江八幡市で開催されました。京都4名、大阪17名、兵庫3名、奈良16名、和歌山6名、そして滋賀19名の総勢65名と沢山の方にご参加頂きました。
午前は「八幡堀の再生からはじまった市民中心のまちづくり」をテーマに田中全一氏に講演をして頂きました。八幡の歴史から八幡堀の修景保全運動の苦労話など長くまちづくりに熱心に携わってこられた方ならではのお話でした。会場も八幡堀に沿って建てられた「かわらミュージアム」の研修室ということで良かったと思いました。
昼食は水郷めぐりの舟上でいただきました。空は曇っていましたが暑くもなく、寒くもない最高の気候で船頭さんの手こぎの舟は静かに水面を滑るように動き、低い目線は周りのヨシや遠くの景色を新鮮に見せてくれました。県外から参加していただいた方々にもゆったりした気分を楽しんでいただけたようでした。
午後は「A伝建地区・町家活用見学」と「Bヴォーリズ建築見学」の2つのコースに分かれて見学に行きました。「A伝建地区・町家活用見学」は『間』の会、「Bヴォーリズ建築見学」は『一粒の会』の方に案内をしていただきました。「ヴォーリズ展」の開催期間中ということで
一般の方も沢山見学にこられてました。
最後に日牟禮神社に集合して全員で記念の写真を撮って解散となりました。