Doシリーズ No.53 デジカメによる建築写真の撮り方 実習Part2
~今更聞けないデジカメに基礎~
3月30日、甲賀市、旧水口図書館にて、デジカメ講習会を実施しました。建物入口の桜はまだ蕾でしたが、ヴォーリズ建築を被写体に、有意義な時間を送ることが出来ました。
参加者は会員外2名を含む8名でした。
カメラ講師、松居直和氏の講義を受け、カメラの種類と歴史・写真の仕組み・デジタル画像のデーターについて教えて頂きました。
講習会に先駆けて、松居氏が撮影された写真を基に、露出補正について学びました。
その後、松居氏のお手本写真を参考に、ヴォーリズ建築の特徴ある階段を同じアングルで個々に撮影し、プリントアウトして評価して頂きました。
建築写真として考えた時、直線であるべき物の歪みは許されないこと、奥行きを感じる構図をとること、床、天井のバランスや照明器具など空間を構成するエレメンツの取り込みの重要性を教えて頂きました。
デジタル画像の保存と管理方法、SDカード・メディアの使い分け、推奨するプリントアウト用紙など、秘伝の技も伝授して頂きました。
今からデジタルカメラを購入するならお奨めは・・・という話題でもひといき盛り上がりました。
建築写真に限らず、様々な分野で活躍されている講師なので、学ぶことが多く、この後の、Part3、Part4の実習が楽しみです。
↑中判カメラの実物
↑露出補正による写真の違い
↑参加者の写真の評価
↑プリントアウト用紙と画像の違い
↑CDを用いた画像データー管理