6月8日(火)大津市木戸にてデジカメ講習会「実習part3」が、参加者8名(会員7名、会員外1名)にて実施されました。今回は、伝統工法で建てられた住宅を被写体にして、デジタルカメラの持つ機能につての学習でした。
露出補正、ISO感度、ホワイトバランスと、カメラに精通した人のみが使用するのだろうと思っていた単語が交わされる中、ちょっと不安な始まりでしたが、デジタルカメラにも搭載されている機能で、それぞれの機能の特徴と共に、通常のカメラよりも操作しやすいことを学びました。
講義を受けた後は、ファインダーに表示される三分割を利用してバランスの良いアングルを構成し、学んだばかりの知識を駆使して被写体に挑戦。これぞ!と思う1枚をプリントアウトし、参加者全員の写真を、講師である松居氏が解説と評価を加えてくださいました。
同じアングルでも縦の構図と横の構図ではイメージが大きく変わること、構図に近・中・遠の要素を入れると奥行き感が出せること、等々、学ぶ事は沢山あり、カメラの奥深さを認識させられました。
また、被写体として使用させていただいた住宅も、興味深い建物で、とても充実した内容の講習会でした。そして、自分の持つ簡易なデジカメがいとおしく思えた一日でもあり、次回の講習会への期待が膨らみました。
さて、その次回は9月7日大津の建設会館にて「デジカメによる建築写真の撮り方 part4 」を行います。パソコンに取り込んだ写真を、画像ソフトを利用してより効果的に表現できる技術を学びます。補正の方法は必見かも知れません。最終段階の講習会です。今まで参加できなかった人や途中抜けてしまった人もぜひご参加ください。自分の撮った写真がグレードアップしますよ。
今回の被写体となった伝統構法の家
被写体に自宅を提供して下さった林さんも講義に参加
ホワイトバランスの設定によるイメージの違い
参加者の作品をプリントアウトして評価