2025年11月22日(土)
昨日、Doシリーズ№91 「うだつの上がる町並み 美濃市 見学研修」を開催しました。
会員23名、会員外6名 計29名の方にご参加頂きました。
まずは、岐阜県立森林文化アカデミーへ。
そこで、准教授の松井匠氏によるアカデミーについての講義を聞きました。
校舎の周りにある広大な演習林の木を使い、入学してすぐ自力で設計して建築物を建てるなど驚きの連続でした。
体験施設morinos、その他の施設の見学では構造上また温熱環境上のさまざまな技術や工夫に皆さん興味津々でした。
次に、重伝建地区のうだつの上がる町並みへ移動。
築100年以上の料理屋さん八幡屋でお昼を頂き、そのまま午後の研修へ。
この町で空き家を利用したまちづくりをされている一般社団法人インク 会長 中島昭之氏にお話しいただきました。
「この歴史あるまちなみを残したい」
「住んでいる人が住みやすい町にしたい」
「よくある観光地にはしたくない」
といった思いがさまざまなプロジェクトの原動力になっていることが良くわかりました。
まちなみ保存のためにどうしたら?といった質問にも快く応じていただきました。
その後は、改修事例として「まちごとシェアオフィスWASITA MINO」、
分散型ホテル「NIPPONIA美濃商家町ホテル」を見学して、研修は終了。
最後には、美濃和紙あかりアート展を鑑賞して帰路につきました。
一日を通して、とても充実した心に残る研修事業となりました。