開催: 2020年03月07日(土)
新型コロナウイルス感染による影響を鑑みて中止とさせて頂きます。更新日:2020年2月27日
比叡山延暦寺と日吉大社の門前町として栄えた大津市坂本は、幕府や大名からの支配を受けない「公人」と呼ばれた役職が置かれて町が形成されて行きました。「公人」とは、延暦寺の僧侶でありながら妻帯と名字帯刀を認められた人々のことです。岡本家は代々公人を務めた家系であり、全体に旧状をとどめた社寺関係大型民家の特徴を示す住宅です。また、町並みの特徴として穴太衆積みの石垣が挙げられます。最澄と共に比叡山に登り、開墾のための土木事業を請け負った石工集団が形成した比叡山延暦寺や坂本の歴史と共に育まれた技術です。中でも滋賀院門跡はひときわ背の高い石垣と白壁に囲まれて、延暦寺の本坊らしい堂々とした外構えを見せています。第一部は公人屋敷見学と町並み見学、第二部は「穴太衆積み 伝統と技術の伝承」と題した講演を聴き、歴史に育まれた穴太衆積みを学びます。
この事業は近畿建築士会協議会女性部会主催「第2回近畿の魅力ある和の空間巡行」事業に女性委員会Doシリーズ№81として参加いたします。
●開催日時: 令和2年3月7日(土)13:30~17:00(13:00受付)
●集合場所: 坂本比叡山口駅前(京阪電車・石坂線)
●定 員: 20名(先着順)
●CPD 単位: 3単位取得予定
●参 加 費: 会員 無料 ・ 会員外1000円
●申込締切: 令和2年2月20日(木)まで
●行 程: 第一部 13:30~ 公人屋敷見学、石川家見学、坂本町並み見学
滋賀院門跡前 粟田純司氏による穴太衆積みの解説
第二部 15:40~ 「穴太衆積み 伝統と技術の伝承」
株式会社粟田建設 取締役会長 第十四代石匠 粟田純司氏
芙蓉園別館にて 17:00まで
※申込受付は終了しました